相系占術 |
歴史 |
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手相はインドに始まり、中国、エジプト、ギリシャに広がり、それぞれの国で独自に発達してきました。
4000年ほど前のアラビア地方にも手相術があり、研究されていた形跡があります。
かのアリストテレスも研究していたとのことです。
フランスでは19世紀にデパロルとダンパンチニーという二人の手相師が活躍し、20世紀に至り、欧米においても、熱心に手相研究がなされました。これが西洋流手相の起源となります。
日本の手相術は、平安期に易といっしょに中国から渡来したが、一般に普及したのは江戸時代末期といわれています。
江戸期の観想家、水野南北の南北相書が、明治時代末まで手相研究家のテキストとして有名でした。
大正時代には西洋流の手相術も日本に紹介され、融合して現在の手相術になりました。
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始祖 |
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不明 |
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手相占いとは |
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手相は、手の平に現れる線(掌線)や肉付きをはじめとする手の形態に着目して、その人の性格や才能資質、健康状態、運勢の良否を判断する占いです。
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概要 |
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手相は専門的には、それら手のしわや膨らみ具合など複数の特徴から総合的に結論付ける部分もあるため、全体的に見るには総合的な知識を必要とします。
その場合においては、掌と手の甲、指の具合、主要とみなされる線の全体的な印象から入って、更にその細部を観察することで行われます。
いわゆる「辻手相占い」のように専門化されサービス業態として成立する分野でも、手相を占いの手段とする者もいます。
これらでは占いの手法としてなのか、それとも一種の理知的な人生相談の会話の糸口に手相を口実としているのかは一概には言えませんが、繁華街でもしばしば店を出す流しの手相見がみられます。
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現代日本における
手相占い |
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現在、手相に関する書籍は数多く出版されています。
言及している事項の多寡やその内容の深さは様々ですが、平易なものでは注目する手の特徴を個別に取り上げ、それぞれ図示して、当てはめやすいよう直截的な解釈を述べているものもあります。
これを用いれば特殊な才能を持たない一般人にも、比較的容易に観相を行うことが出来るため、大衆にも親しまれています。
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